資産形成

配当利回り5%だから買う」は危険!高配当株こそ“買値”が重要な理由

こんにちは。ドルえもんです😊

高配当株を探している時に、 四季報や証券会社の画面を見て、

「配当利回り5%もある!これは高配当だから買おう」

と思ったことはありませんか?

実はここには、高配当株初心者が見落としやすい大切なポイントがあります。

配当利回りは「どの価格で買うか」によって変わります。

同じ会社を買っても、 10,000円で買った人と12,500円で買った人では、 受け取る配当金が同じでも 自分の投資額に対する利回りは違うのです。

配当利回り5%なら、いつ買っても5%ではない

まず基本的な計算から確認してみましょう。

仮に、ある会社の年間配当が 1株500円だったとします。

株価が10,000円なら、

500円 ÷ 10,000円 × 100 = 5%

です。

ところが、株価が上昇してから買えばどうなるでしょうか?

買値 年間配当 取得価格ベースの利回り
10,000円 500円 5.00%
11,000円 500円 4.55%
12,500円 500円 4.00%
15,000円 500円 3.33%
同じ配当でも買値によって配当利回りが変わる

同じ年間配当500円でも、買値が高くなるほど自分の取得利回りは低くなります。

四季報の「配当利回り5%」だけで買うのは危険

ここが初心者の方が勘違いしやすいところです。

四季報や証券会社の画面に表示されている配当利回りは、 表示時点の株価と予想配当を基準に計算された数字です。

つまり、

「この株はいつ買っても5%もらえる」

という意味ではありません。

株価が急上昇している時に、 「配当利回りが高い会社だから安心」と高値で飛びつけば、 自分の取得価格を基準にした利回りは低くなります。

高配当株は「何を買うか」だけでなく、
「いくらで買うか」がとても重要です。

5%の配当をもらっても、株価が50%下がったら?

高配当株を考える時に、 もう一つ絶対に忘れてはいけないものがあります。

株価そのものです。

仮に100万円を、配当利回り5%の株に投資したとします。

1年間の配当金は、単純計算で約5万円です。

ところが株価が50%下落すると、 100万円だった株の評価額は50万円になります。

株の評価額 50万円



配当金 5万円



55万円

配当を5万円受け取ったとしても、 株価下落による損失の方がはるかに大きいケースがあります。

配当5%でも株価50%下落には注意

高配当でも、株価の下落が大きければ資産全体ではマイナスになる可能性があります。

株価が下がるほど配当利回りが高く見えることもある

ここにも注意が必要です。

年間配当500円の会社の株価が、 10,000円から5,000円まで下落したとします。

配当が500円のままなら、表面上の配当利回りは、

500円 ÷ 5,000円 × 100 = 10%

になります。

すると、

「配当利回り10%!お買い得だ!」

と思いたくなります。

でも、なぜ株価が半分になったのでしょうか?

もし原因が、

  • 業績悪化
  • 赤字転落
  • 財務悪化
  • 将来の減配懸念

だった場合、500円の配当自体が維持できない可能性もあります。

配当利回りが高く見えることと、
良い投資先であることは同じではありません。

だから高配当株にもチャートが必要

僕はここで、チャート分析が大切だと思っています。

高配当株というと、 「長期投資だからチャートなんて必要ない」 と言われることがあります。

でも本当にそうでしょうか?

同じ会社を買うなら、

高値圏の12,500円で買う

よりも、 下値抵抗付近の10,000円で反発を確認して買う

ことができれば、

  • 取得利回りを高くしやすい
  • 高値づかみを避けやすい
  • 含み損を小さくできる可能性がある
  • 値上がり益も狙いやすくなる

というメリットがあります。

もちろんチャートを見ても、底値を完璧に当てることはできません。

でも、

「今は高値圏なのか?」
「過去に買われた価格帯なのか?」
「まだ下落途中なのか?」
「反転が確認できたのか?」

という判断材料にはなります。

四季報とチャートは役割が違う

ここを分けて考えると、高配当株投資はかなり分かりやすくなります。

確認するもの 目的
四季報・企業情報 何を買うかを考える
業績・財務 配当を維持できるか確認する
チャート いくらで買うかを考える
短期足 実際の買いタイミングを確認する
四季報で「何を買うか」を探し、

チャートで「いくらで買うか」を考える。

高配当株を買う前の確認手順

高配当株を買う前の確認手順

企業情報 → 業績・配当 → チャート → 下値抵抗・反転 → 購入の順番で確認します。

大切なのは、最初から「配当利回り」だけで判断しないことです。

① 四季報・企業情報
どんな会社なのか?成長性や事業内容を確認。

② 業績・財務・配当
配当を無理なく継続できる会社なのか確認。

③ チャート
現在の株価が高値圏なのか、割安な位置なのか確認。

④ 下値抵抗・反転
過去に買われた価格帯や反転の兆しを確認。

⑤ 条件が揃えば購入
良い会社を、できるだけ良い価格で買う。

まとめ|高配当株は「利回り」だけで買わない

高配当株投資では、どうしても 「配当利回り○%」 という数字に目が行きます。

しかし、本当に重要なのは、

何を買うかだけではなく、
いくらで買うか。

です。

配当が同じなら、できるだけ有利な価格で買った方が 自分の取得利回りは高くなります。

そして高値づかみを避けることができれば、 配当だけでなく値上がり益も狙いやすくなります。

高配当株こそチャートを見る。

「配当利回り5%だから買う」

ではなく、

「良い会社を、良い価格で買う」

そして最後は、

予想ではなく確認

ですね😊

ドルえもん

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