投資をしない日本人の未来は?「貯金だけ」で大丈夫なのかを考える
投資をするか、しないか。その前に知っておきたいのが「現金だけを持つことにもリスクがある」という考え方です。
こんにちは。Turning Pointです。
日本では昔から、
「投資は怖い」
「貯金しておけば安心」
「株はお金に余裕がある人がするもの」
という考え方を聞くことがあります。
もちろん、生活を守るための預貯金はとても大切です。
しかし、これからの時代も「すべてのお金を現金で持っていれば安心」と言えるのでしょうか。
今回は、投資を無理に勧めるのではなく、これからのお金との付き合い方を一緒に考えてみたいと思います。
「投資をしない」ことも一つの選択です
最初に大切なことをお伝えします。
すべての人が投資をしなければならないわけではありません。
投資には価格変動があり、元本を下回る可能性があります。
生活費や近いうちに使う予定のお金まで投資する必要はありません。
ただし、
「投資にはリスクがある」ことと、「現金にはリスクがない」ことは同じではありません。
ここを理解することが、資産形成を考える第一歩です。
現金だけを持つことにもリスクがある
例えば、100万円を銀行口座に置いておけば、基本的には通帳に表示される「100万円」という数字はそのままです。
しかし大切なのは、数字だけではありません。
その100万円で、何をどれくらい買えるのか。
という「お金の価値」も考える必要があります。
物価が上がると、お金の実質的な価値は下がる
例えば、以前100円で買えたものが120円になったとします。
銀行にある100万円は100万円のままでも、同じ100万円で買える商品の量は少なくなります。
これがインフレを考えるうえで重要なポイントです。
「何を買えるか」で考える
だからといって「全部投資」は違う
ここで間違えてはいけません。
「現金にもリスクがあるなら、全部投資すればいい」
という話ではありません。
現金の役割
- 日々の生活費
- 緊急時の資金
- 近いうちに使うお金
- 価格変動を避けたい資金
投資の役割
- 長期的な資産形成
- 将来に向けた資金準備
- 資産を分散する
- 経済成長への参加
大切なのは、どちらか一方を選ぶことではありません。
目的によって「貯めるお金」と「育てるお金」を分ける。
この考え方が重要です。
投資を始める前に知っておきたい3つのこと
1まず生活を守るお金を確保する
投資より先に考えたいのが生活資金です。
家賃、住宅ローン、食費、教育費など、生活には必ず必要なお金があります。
さらに、病気や失業、家電や車の故障など、突然お金が必要になることもあります。
こうしたお金まで値動きのある資産に回してしまうと、必要な時に損失が出ている可能性があります。
- 生活に必要なお金
- 近いうちに使う予定のお金
- 緊急時に必要なお金
こうした資金と投資資金は分けて考えましょう。
2投資とトレードを分けて考える
「投資」と聞くと、毎日チャートを見ながら株を売買する姿を想像する人もいます。
しかし、長期的な資産形成と短期トレードは同じものではありません。
- 長期的に積み立てる
- 複数の資産へ分散する
- 企業や経済の成長を長期的に考える
- 短期的な値動きを利用して売買する
目的によって考え方もリスク管理も変わります。
まず「自分は何のためにお金を運用するのか」を決めることが大切です。
3分からないまま始めない
投資を始める理由が、
- 友人が儲かったから
- SNSで話題になっているから
- おすすめされたから
- 今買わないと損だと言われたから
だけになっていないでしょうか。
投資には必ずリスクがあります。
だからこそ、
「何を買うか」より先に「何をしているのか理解する」。
これが重要です。
資産形成は「投資する・しない」の二択ではない
お金の話になると、
「投資する人」と「投資しない人」
という二つに分けて考えがちです。
しかし実際には、その間にたくさんの選択肢があります。
- まず家計を見直す
- 生活防衛資金を作る
- お金について勉強する
- 少額から積み立てを始める
- 分散について学ぶ
- 投資をしないという判断をする
重要なのは、自分の状況を理解したうえで判断することです。
「投資しないリスク」と「投資するリスク」を両方考える
投資をすれば、価格が下がって損をする可能性があります。
一方、現金だけで長期間保有すれば、物価上昇によって購買力が低下する可能性があります。
つまり、どちらにも異なるリスクがあります。
「リスクをゼロにすること」ではなく
「どんなリスクを取っているか知ること」
リスクを理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが資産形成の基本です。
日本人に必要なのは「投資」より先に「お金の教育」
Turning Pointでは、投資そのものよりも、その前にある「考える力」が重要だと考えています。
例えば、
- 自分はいくら使っているのか
- いくら貯める必要があるのか
- 何のために資産形成するのか
- どのくらいの損失なら受け入れられるのか
- その金融商品を理解しているのか
こうしたことを考えずに投資を始めても、値動きに振り回されやすくなります。
反対に、お金について学んだ結果、
「今の自分は投資をしない」
という結論になることもあるでしょう。
それも、自分で考えた結果なら一つの選択です。
これからの時代に必要なのは「選べる力」
将来、株価がどうなるか。
物価がどこまで上がるのか。
給料がどのくらい増えるのか。
それを正確に予測することはできません。
だからこそ大切なのは、未来を当てることではありません。
環境が変わった時に、自分で考えて選択できる知識を持っておくこと。
これは投資だけではなく、人生のお金全般に言えることです。
まとめ|投資をしない未来より「何も知らない未来」を避けよう
① 現金にもリスクがある
物価が上がれば、お金の購買力が低下する可能性があります。
② 投資にも当然リスクがある
価格変動によって元本を下回ることがあります。
③ 現金と投資にはそれぞれ役割がある
どちらか一方ではなく、目的によって使い分けます。
④ 投資する前にお金について学ぶ
分からないものへ資金を出さないことが基本です。
⑤ 最後は自分で判断する
投資すること自体が目的ではありません。
「投資をしないと将来困る」と不安をあおる必要はありません。
それよりも大切なのは、
ではなく
知ったうえで自分で選ぶ
ということです。
貯金する。
投資する。
資産を分散する。
今は何もしない。
どの選択をするにしても、まずはお金について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
まずは「自分のお金」を知るところから
投資を始める前に、自分の資金、目的、リスクについて整理することが大切です。
Turning Pointでは、単に「何を買うか」ではなく、自分で判断するための考え方を大切にしています。
Turning Pointについて見る※本記事は金融・投資に関する一般的な情報提供・教育を目的とするものであり、特定の金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。投資には価格変動等により元本を下回るリスクがあります。投資判断はご自身の状況や目的を踏まえて行ってください。
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