相場を動かすニュースを勉強しよう
米中間選挙でドル円・日本株はどう動く?
選挙の仕組みから考えてみよう
こんにちは。ドルえもんです😊
2026年11月3日はアメリカの中間選挙です。
「選挙だから株が動くらしい」
だけで終わらせず、
中間選挙
↓
アメリカの政策
↓
米国債金利
↓
ドル円
↓
NASDAQ・半導体
↓
日本株
ここまでつなげて考えると、相場を見る材料としてかなり使いやすくなります。
🇺🇸 そもそも中間選挙とは?
アメリカ大統領の任期は4年間です。
そのちょうど真ん中の2年目に行われる議会選挙を中間選挙と呼びます。
日本に置き換えてイメージするなら、
アメリカ下院 → 日本の衆議院に近い
アメリカ上院 → 日本の参議院に近い
と考えると分かりやすいでしょう。
下院は435議席すべてが選挙対象。
上院は100議席のうち約3分の1ずつが改選され、今回は特別選挙を含めて35議席が選挙対象です。
現在は共和党が上下両院で多数
上院
共和党 53
民主党 45
無所属 2
下院
共和党 218
民主党 214
無所属 1
欠員 2
現在は共和党が大統領と上下両院を押さえているため、共和党政権の政策を進めやすい状態です。
今回の上院選が面白い理由
今回選挙になる35議席を見ると、
共和党が現在持っている議席 22
民主党が現在持っている議席 13
となっています。
つまり共和党のほうが守らなければならない議席数が多い選挙です。
民主党系は現在実質47議席なので、上院多数派になるには差し引き4議席増やす必要があります。
📊 現在の世論調査は?
選挙直前の全国調査では、議会選挙の投票意向で民主党が共和党を上回っている調査が多くなっています。
直近の調査の一つでは、投票可能性が高い有権者で 民主党53%、共和党44%という結果も出ています。
ただし、これは全国の投票意向です。
実際の議席は州や選挙区ごとに決まるため、全国支持率がそのまま議席数になるわけではありません。
では民主党が議席を増やすと株はどうなる?
ここからが投資家にとって重要です。
もし民主党が下院、または上下両院で多数派になれば、
共和党大統領
+
民主党議会
=
ねじれ議会
となる可能性があります。
すると減税や大型財政支出などの政策が、今までより通りにくくなる可能性があります。
市場がこれを 「財政拡張が少し抑えられるかもしれない」 と受け取れば、米長期金利が低下するケースがあります。
💴 ドル円への影響
民主党が議席を増やす
↓
政策が通りにくくなるとの見方
↓
米長期金利低下
↓
ドル売り
↓
ドル円下落
という流れは、一つのシナリオとして考えられます。
ただし「民主党が勝てば必ずドル円が下落する」わけではありません。
大事なのは、選挙結果そのものより米10年債利回りがどう反応しているかを見ることです。
💻 NASDAQ・半導体は?
ここが面白いところです。
米長期金利が低下すると、将来の成長を期待して買われるNASDAQやAI・半導体株にはプラスになりやすくなります。
米金利低下
↓
NASDAQにプラス
↓
米半導体株にプラス
↓
日本の半導体株にも波及
という流れです。
つまり、民主党が議席を増やすことそのものが株にプラスなのではなく、
「選挙結果を受けて米金利が下がるか?」
ここがポイントになります。
🇯🇵 日本株では少し複雑
日本株では、ドル円も同時に考える必要があります。
米金利低下によってドル円が下落し円高になれば、自動車などの輸出株には逆風になる可能性があります。
一方でNASDAQや米半導体株が上昇すれば、日本の半導体関連には買いが入りやすくなる可能性があります。
つまり、
🚗 輸出株 → 円高はマイナス要因になりやすい
💻 半導体 → 米金利低下・NASDAQ上昇ならプラスになりやすい
と分けて見る必要があります。
🎯 では11月2日の相場では何を見る?
現在、日経先物は62,000円付近の重要な下値抵抗にいます。
そこで月曜日は、
① 日経先物が62,000円で止まる
↓
② 15分足が上昇へ切り替わる
↓
③ 雲を上抜けて買い初動
↓
④ 半導体セクターにも資金が入る
↓
⑤ 個別株がVWAPを上抜ける
この順番を確認します。
選挙ニュースを見て、
「民主党が優勢だから半導体を買おう」
ではありません。
「ニュースを確認して、実際にチャートがその方向へ動き始めたら買う」
これが大切です。
🔴 今日のまとめ
中間選挙を見るときは、「どちらが勝つか」だけを見ない。
選挙結果
→ 米長期金利
→ ドル円
→ NASDAQ
→ 日本株
この順番で相場への影響を考えてみましょう。
ニュースを予想に使うのではなく、
チャートを確認するための材料として使う。
この考え方ができると、経済ニュースがかなり面白くなってきます😊
ドルえもん
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