トレードは「予想」ではなく「確認」|初心者に最初に覚えてほしい考え方
未来を当てることを目的にするのではなく、今の相場と自分の条件を一つずつ確認する。第0章の最後に、Turning Pointが最も大切にしている考え方をまとめます。
ここまで第0章では、投資やトレードを勉強する前に知っておいてほしい考え方をお話ししてきました。
全部覚えてから始めなくていい。
インジケーターは全部使わなくていい。
大切なのは、方向・タイミング・ルール確認。
そして、情報を増やしすぎて迷わないこと。
第0章の最後にお伝えしたいのが、Turning Pointで大切にしている、
「予想ではなく確認」
という考え方です。
トレードでは「未来を当てたい」と思ってしまう
チャートを見ていると、自然と未来を考えます。
- ここから上がるのでは?
- そろそろ下がりそう
- この銘柄は強そう
- ニュースが良いから上がるのでは?
- ここが底なのでは?
こうした予想をすること自体が悪いわけではありません。
相場を見る時には、ある程度の仮説を持つこともあります。
ただし、その予想だけで売買を決めてしまうと問題が起こりやすくなります。
「買う条件が揃っている」ことは
同じではない。
予想は「仮説」、エントリーは「確認後」
例えば、ある銘柄が上がりそうだと考えたとします。
それは一つの仮説です。
でも実際にトレードする前には、もう一度確認します。
- □ 大きな方向は上向き?
- □ 小さな流れも揃っている?
- □ 自分が待っていたタイミング?
- □ エントリールールは揃っている?
- □ 損切り位置は決まっている?
「上がると思うから買う」ではなく、
「条件を確認した結果、買いの判断になった」。
この違いはとても大きいと考えています。
相場は自分の予想通りに動くとは限らない
どれだけ分析しても、相場が必ず自分の予想通りに動くわけではありません。
突然ニュースが出ることもあります。
海外市場が急変することもあります。
予想していなかった売買が入ることもあります。
ここは投資で非常に大切なところです。
私たちがコントロールできるのは、相場そのものではありません。
- どんな条件で入るか
- どこで損切りするか
- どれくらいのリスクを取るか
- 条件がなければ見送るか
- ルール通り行動するか
こうした自分側の行動です。
予想にこだわると、相場の変化が見えなくなる
「絶対上がる」と思ってトレードすると、下がり始めても自分の考えを変えにくくなることがあります。
- もう少し待てば戻るはず
- この下落は一時的だろう
- ニュースは良かったから大丈夫
- 自分の分析は間違っていない
そう考えている間に、損切りルールを変更してしまうこともあります。
自分の予想を守るのではなく、
今の相場を確認する。
相場が自分の考えと違う動きをしたら、相場の方に合わせて判断を更新します。
「方向・タイミング・ルール確認」に戻る
予想に迷った時も、Turning Pointでは基本に戻ります。
予想を複雑にするより、この3つを一つずつ確認します。
条件が揃わなければ「何もしない」
トレードでは、何か行動しないとチャンスを逃してしまうように感じることがあります。
でも、条件が揃っていないなら、無理に売買する必要はありません。
条件が揃わなければ何もしない。
相場に参加しないという判断もあります。
見送った後に価格が上がることもあります。
その時、「入ればよかった」と思うかもしれません。
でも、結果を見て後から判断を変えてしまうと、ルールがなくなってしまいます。
見送った判断は間違いではない。
「勝ったか負けたか」だけで判断しない
トレードの振り返りで、利益だけを見ると判断を誤ることがあります。
例えば、ルールを破ってエントリーしたのに偶然利益になった場合です。
利益になったので、一見すると良いトレードに見えます。
しかし同じ行動を繰り返せば、別の場面では大きな損失につながるかもしれません。
ルールを破って勝ったトレードは、
必ずしも良いトレードではない。
反対に、ルール通りにトレードして損失になった場合もあります。
相場に100%はないため、条件が揃っていても負けることはあります。
判断の過程を見る。
Turning Pointが大切にしている「勝つよりルール通り」
もちろん、投資をする以上、利益を目指します。
でも、一回一回のトレードで必ず勝つことはできません。
そこで、自分がコントロールできるものに意識を向けます。
- □ 方向を確認した?
- □ タイミングを待った?
- □ ルールを確認した?
- □ リスクを決めた?
- □ 決めたことを実行できた?
勝つより、まずルール通り。
ルール通りできたトレードを積み重ね、その結果を記録し、必要ならルールそのものを改善していきます。
「確認する」習慣がトレードを変える
トレード前に毎回確認する習慣を作ると、感情だけで行動しにくくなります。
- 上がりそう → 方向を確認する
- 入りたい → タイミングを確認する
- チャンスに見える → ルールを確認する
- 負けたくない → 損切りルールを確認する
- 取り返したい → 一度トレードを止めて確認する
入りたくなったら、確認する。
迷ったら、確認する。
この習慣を作ることが大切です。
第0章で覚えてほしい6つのこと
ここまで6本の記事で、Turning Pointの基本的な考え方をお話ししてきました。
1/6|全部覚えてから始めなくていい
基礎を学び、練習し、振り返りながら少しずつ身につけます。
2/6|インジケーターは全部覚えなくていい
大切なのは「何を見るために使うのか」です。
3/6|分かりやすく確認できる仕組みを作る
HYBRIDチャートも、この考え方から生まれました。
4/6|方向 → タイミング → ルール確認
チャートを見る順番を決めます。
5/6|情報を増やしすぎない
迷ったら、新しい情報を探す前に自分の確認項目へ戻ります。
6/6|予想ではなく確認
未来を当てるのではなく、今の状態と自分の条件を確認します。
条件が揃わなければ何もしない。
勝つよりルール通り。
ここから本格的な基礎学習へ
第0章では、具体的な用語や手法より前に、Turning Pointで大切にしている考え方をお話ししました。
ここからは、実際に投資やトレードを学ぶための基礎へ進みます。
次の第1章では、
- 投資とトレードの違い
- FXとは何か
- 買いと売りの仕組み
- pipsとは何か
- スプレッドとは何か
- レバレッジとは何か
- 初心者が最初に覚えたい基本用語
などを、順番に学んでいきます。
第0章「まず最初に知ってほしいこと」修了
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次は、実際の投資・トレードを理解するための基本へ進みます。
第1章|投資・FXの超基礎
第1章では「投資とトレードの違い」からスタートします。専門用語をできるだけ分かりやすく、一つずつ順番に学んでいきます。
※本記事は金融・投資に関する一般的な教育・情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や利益を推奨・保証するものではありません。投資には価格変動等により損失が生じるリスクがあります。
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